こんにちは、お団子団長です。
2020年、新型コロナウィルスの感染が拡大し、高齢者の感染リスクの高さから、特養でも感染防止はもちろん、新型コロナウィルス感染の不安を取り除く為にも、新型コロナウィルスの感染症対策を各施設で行なっています。
- よその特養はどんな感染症対策や不安の解消をしてるの?
- 自分の働いている特養の新型コロナウィルスの感染症対策ではまだ不安!もっと強化したい!
そんな方は、是非この記事を読んでみてください。
特養で実際に行われている新型コロナウィルス対策と、入居者さんやご家族の不安を取り除く為の対策について公開、随時更新していきます。
そして、「他にもこんな対策をやって、不安を取り除いてるよ!」といった意見を是非、コメント欄にください!
この記事は、コメント欄などの情報を元に、随時書き足していきます。
特養の利用者さんに対しての感染症対策と不安への対策
- 出来る限り座席の間隔を空ける
- マスクの着用を促す
- 毎日の体温チェック
- 外出の中止、禁止
- 内部レクの充実
座席の間隔
出来る限りになってしまいますが、間隔を空けるに越したことはありません。
自分で違う席に移ってしまう方もいると思いますが、出来る限り対応していきましょう。
マスクの着用を促す
これもできる範囲になりますが、つけられる人だけでもつけていきましょう。
マスク不足が深刻になり、マスクを手作りで用意しているとくようがかなり増えています。
ネットにも作り方がたくさん公開されているので、参考にしてみてください。
毎日の体温チェック
仮に感染していた時に、早期発見、対応できているのと、散々色々な人と関わってから気がつくのでは全然違います。
全員の体温となると、大変だとは思いますが緊急事態ですので、体調の管理をいつも異常にしていきましょう。
外出の中止、禁止
買い物や外食行事が禁止にしているところがほとんどです。
当たり前と思う方も多いと思いますが、高齢者は、何かしら理由をつけて外に出れる機会を作り、社会参加できるようにする事も大切です。
それが、できずに特養内だけの生活になってしまうのは、かなり苦しいです。
入居者さん達が気分転換できるよう、色々と試行錯誤していきましょう。
内部レクの充実
先ほどの外出禁止の続きになりますが、外出が禁止になって、家族との面会もできません。でも、中でも何もしませんっということになると、入居者さんの何もしないリスクもそうですが、心配になる家族が増えます!
面会はできないけど、施設内でそれなりに元気で楽しんでいるという内容をみせる為にも、内部でのレクや行事はこんな時だからこそ、積極的に行って行きましょう!
料理作りや、マスクの作成をして、みんなで写真をとっている特養などが多くあります。
家族に対しての感染症対策と不安を取り除く対策
- 面会の禁止
- サマリーの詳細化
- どうしても来園が必要な際は、入り口で検温、消毒、マスク着用
- TV電話のシステムを導入
面会の禁止
これは、どこの施設も苦渋の決断で行っています。
厳しい事を言うと、特養で面会をできなくするというのは、今生の別れにもなりかねないのです。
しかし、もしも家族がウィルスを持ち込んで、集団感染が起これば、こんどは全員が被害者になってしまう。
そんな中での厳しい決断で各施設、行っている内容です。
この後にも書きますが、電話やテレビ電話等で少しでも接する事ができる状況を用意していきましょう。
サマリーの詳細化
家族の不安を取り除く為の内容です。
通常だと、家族にサマリーは出していないという特養も多いと思います。
しかし、可能であれば、この期間は家族の不安を取り除く為に、施設での様子をサマリーという形にして郵送しましょう。
どうしても来園が必要な際は、入り口で検温、消毒、マスク着用
面会をいくら禁止していても、不測の事態で面会が必要になる方もいます。
必ず、入り口で検温、消毒、マスクの着用を促しましょう!
できるだけ、生活スペースには入らず、ロビー等で面会できる状況を作りましょう。
TV電話のシステムを導入
これも、家族を少しでも安心させるための対策で、多くの施設が導入を始めています。
LINE、Skype、ZOOM等を使っています。
私の働いている特養でもやっていますが、あらかじめ予約制にする事をおすすめします!
入居者さんによっては、iPadなどを置いておく訳にはいかず、付き添いが必要になるケースも多く出てきます。
予約制にして、時間を作れる環境を準備しましょう。
新型コロナウィルスに対する、特養の対応
- 毎日の施設全体の床、手すり、テーブル等の消毒
- 定時での換気
- 職員全員のマスク着用
- マスク作り
- 出勤時の体温チェック、発熱時はその場で退勤。
- 1行為ごとの手洗い、消毒
- 納品業者等、入口での受け取り
- やむおえず入館する来園者は体温と名前、来園時間等をリストに記入
- 職員休憩所の座席の考慮
- 見学対応はタブレット端末の写真のみで対応
- ホームページで感染症対策を公開
入居者さんや、その家族に注意を促すものとは別に、特養が、施設内で行っている新型コロナウィルスに対する対策です。
毎日、手すり、テーブル、床等の消毒
老人ホームでは、普段から消毒は行っていますが、新型コロナウィルスで、さらに厳重に行うようになった特養がほとんどです。
次亜塩素酸を使って消毒している施設が多いようです。
定時での換気
換気は感染予防に効果的と言われています。
温かい日なら窓を解放しておいたり、肌寒い日は決まった時間に換気をする等対応していきましょう。
職員のマスク着用
特養で、面会を禁止している今。
新型コロナウィルスを持ち込んでしまうのは、職員である可能性が高いです。
マスクを必ず着用して対策をしましょう。
マスクが無くなって手に入らない施設は、手作りして対応しているところも多くあります。
マスク作り
職員分を手作りで用意したり、入居者さん分を手作りしたという施設もあります。
マスクが手に入らない状況です。
完全にマスクが底をつく前に、手作りで対応していくことをオススメします。
出勤時の体温チェック、発熱時はその場で退勤
本当は自宅で検温をしてから出勤するのが一番いいのですが、施設で記録として残しておく事も必要ですので、出勤してからも計りましょう。
熱があったら帰るのも当たり前ですが、いきなり帰るというのは、特養では、シフトを組み直したり、結構大変です。
しかし、緊急事態なのでこれは乗り切るしかありません!
1行為ごとの手洗い、消毒
これは、感染症の騒ぎが無くてもやっている事ですが、いつも以上に気をつけていきましょう。
納品業者等、入口での受け取り
業者であろうと、極力入り口までしか入れないようにしている施設が多いです。
厚労省のホームページでもそのような内容が書かれていますので、入り口で受け取った荷物を運ぶ手間もありますが、外部からのウィルスの持ち込みが起きない状況を作っていきましょう。
入り口付近に大きめの台車を数台用意しておくと、大量のオムツが到着したりした時に便利です!
やむおえず入館する来園者は体温と名前、来園時間等をリストに記入
これも、厚労省のホームページに書かれていますが、仮に発生してしまった時に感染拡大を防ぐ為、誰がいつ来たのか確認できるようにしておきましょう。
来園日時、名前(業者は会社名も)、体温、始めての方は連絡先
この辺りを記入できる用紙を作成し、入り口に設置してください。
職員休憩所の座席の考慮
職員同士の感染を防ぐ為にも、休憩所は離れて座れるようにしましょう。
換気をしたり、可能であれば、休憩スペースを色々な所に分けて設置する方が安全です。
見学対応はタブレット端末の写真のみで対応
緊急事態宣言中も、通常通り受け入れをしている施設は多くあります。
しかし、家族や業者同様に、施設内を見学の為に歩いて回るのは極力避けてもらわなくてはいけません。
パンフレットとは別に、居室やお風呂、ベランダからの景色等がわかるような写真、動画を用意して、タブレット端末等で説明できる環境を作りましょう。
タブレット端末が無い施設は、アルバムに写真を入れて、見学対応用に作っておくと便利です。
ホームページで感染症対策を公開
高齢者施設が通常通り稼働する事を認められているとはいえ、業者や厨房等の委託業者、往診の先生など、関わりを持つ周りの人たちからしたら心配な面も多くあります。
自分たちの特養が、どのような感染症対策をしているのかをホームページなどで公開して、「ここまで徹底してます」という姿勢をみせておきましょう。
終わりに
高齢者施設にとっては、特に脅威となっている、新型コロナウィルスの感染症。
特養としては、消毒などで感染症事態を防ぐことと、もう1つ、入居者さん、そのご家族、関わりを持つ地域の方等の不安を取り除いていく事もしなくてはなりません。
緊張感を持ち、徹底して感染予防に取り組み、その上で安心感のある特養を維持していきましょう!
読んでいただきありがとうございます!
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