
お団子団長
介護保険最新情報(Vol.1353)にはこんなことが書かれています。
令和6年6月から、介護職員の給与向上を目的に、これまでの 「介護職員処遇改善加算」「介護職員等特定処遇改善加算」「介護職員等ベースアップ等支援加算」 が一本化され 「介護職員等処遇改善加算」 になりました。今回の通知(令和7年度分)では、制度の詳細や経過措置などが示されています。
主なポイントは以下の3つです。
- 令和6年6月に開始された処遇改善加算の一本化の運用詳細が明確化
- 令和7年度は経過措置期間として、要件を満たすための準備期間が設けられる
- 加算率は各サービスごとに異なり、変更後の詳細が示されている
令和7年2月10日の介護保険最新情報(Vol.1353)をイラスト付きで見やすく解説








介護職員等処遇改善加算の一本化とは?

Dr.マカロン
なぜ一本化するの?
- 事業者の手続き負担を軽減するため
- 利用者が負担の内容を分かりやすくするため
- 介護職員の賃金をより安定して改善するため
これまでの 3つの加算 は以下のような役割がありました。
旧加算 | 役割 |
---|---|
介護職員処遇改善加算 | 基本の処遇改善 |
介護職員等特定処遇改善加算 | ベテラン職員向けの処遇改善強化 |
介護職員等ベースアップ等支援加算 | 物価高騰対応の賃上げ支援 |
今回の改正により、この3つが統合され、新しい「介護職員等処遇改善加算」に一本化されました。

お団子団長
今回の最新情報に書いてある内容だけど、ここは令和6年からスタートしてたよね。
加算率と算定方法の変更点

Dr.マカロン
令和7年度の加算率はどうなる?
最新情報には、こんな表が載ってるよ。

お団子団長
サービス名 | 加算Ⅰ | 加算Ⅱ | 加算Ⅲ | 加算Ⅳ |
---|---|---|---|---|
訪問介護 | 24.5% | 22.4% | 18.2% | 14.5% |
通所介護 | 9.2% | 9.0% | 8.0% | 6.4% |
介護老人福祉施設 | 14.0% | 13.6% | 11.3% | 9.0% |
※ 加算Ⅰが最も高い加算率で、取得には要件を満たす必要があります。
まとめ
今回の改正では、介護職員の給料アップの仕組みが整理され、事業者の手続き負担が軽減 されます。
ただし、令和7年度中は経過措置があるため、届出や要件の確認を忘れずに行うことが重要 です。
今後の対応スケジュールをしっかり把握し、スムーズに加算を活用しましょう!