こんな悩みはありませんか?
- ショートステイにお父さんを預けたら、利用を断られちゃってどうするか悩んでいる
- まだ断られてはいないけど、職員さんがなんか嫌がってるかも・・・
- お手紙を読んだら、かなり大変そうで、もうショートステイを使えない
家族の介護をしていて、一番精神的に疲れるのが、このように、周囲にまで迷惑をかけて、助けてもらえなくなったと感じる時です。
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断られたのか、まだ断られていないのかで全く違う!
結論:断られてないなら気にするのはやめるべき!
断られたのと、これから断られそうなのでは、全然違います!
ショートステイ利用後のお手紙の内容に大変なことがたくさん書いてあるのには訳もあるんです。
断られていないならそのままでいい!
まだ、断られていないなら、今動きすぎても、ろくな結果にたどりつかない場合がほとんどです。
ショートステイによっては、正直にお泊まり中に起きたことを手紙で話しているだけで
などとは考えてもいないことが多くあります。
そこは、介護の専門家の集団なので、少し安心できますね!
お手紙の内容が結構、大変!
大変なことは当然書きます!
家族も含め、介護は関わる人たちで情報共有していかないと本人が嫌なのに、知らずに色々とやらせていた!
なんてことにもなりかねません!
基本的に、断る場合はケアマネージャーを通すはず
ケアマネを通さずに直接断ってきたら、すぐにケアマネに連絡して、対応を求めましょう!
介護保険の点数管理と、ケアプラン作成の関係で、基本的にお断りの場合はケアマネを通しているはずです。
今後の対策もあなたとケアマネで話さなくてはいけなくなるので、連絡必須です。
断られた原因はしっかり聞いておく!
タイトルの通り、まずは断られた原因をしっかり聞いておいてください!
次のショートを探す時に必要になります。
聞いておいた方がいい内容は次の内容です。
何をしてしまったの?
お泊まりの間に一体、何をしてしまったのか細かく確認しておきましょう。
断られてしまう理由で多いのは
- 何かを周囲の利用者さんや職員に対してやってしまった。
- 物を意図的に壊してしまった。
この辺りです。
何か前兆はあったのか
理由があって暴れたり、物を壊したなら、その理由を取り除けばいいだけです。
他のショートステイを探して、こんな理由で以前暴れてしまったことがあると伝えましょう。
その行動が治ったらまた使っていいのか
断られてしまった行動に対して、家族は対応を検討するでしょう。
ここをショートの職員に確認
- 対応を始めた段階で受けてもらえるのか
- 対応して、解決してからでないと受けてはもらえないのか
この2つは確認してみましょう!
対応を始める
次のショートステイを使えるようにする為に、断られた理由に対しての対応をすぐに始めましょう!
暴れてしまったことが原因なら主治医に相談を
理由もあまり無く暴れてしまうというのは、本人にとっても辛いはずです。
精神科などの専門医に相談することを検討してみてください。
精神科には抵抗が強いっといった人もたくさんいます。
物を集めてしまう人は、家族の協力体制が必要
以前、私もショートステイで物を集めてしまう方の対応したことがあるので、その時の話をしておきます。
物を集めてしまうこんな人
- 物を集めて洋服の中に仕舞い込んでしまう。
- 職員が回収しようとすると怒ってしまう。
- 寝た後なら回収できるけど、Aさんが帰る日は、家に持って帰ってしまうから問題
このような方は正直、かなりたくさんいます!
なので、ほとんどのショートステイでは対応できるのですが、このAさんは、「物を家に持って帰ってしまうから」という理由で、他のショートステイを断られてしまいました。
家族がした対応
家族が私に真っ先に言ってきたのが
こう言ってきました。
こんな簡単なことですが
家族が協力するという意思表示は介護施設を使うにあたっては重要です!
転びそうで目が離せないという人は、家族意思を伝えてみる
- 一人では歩けない
- 歩けないのに立ち上がろうとする
- 特に職員が離れると席を立つ
こんな条件が揃ってしまうと、ショートステイによっては断ってくる可能性もあります。
もし、もう職員の人員の問題で受入できない
と言われたら、一度関わっている家族みんなで話をして、
- 本人が歩きたいなら歩かせるのか
- 絶対に怪我はさせたくないのか
このどちらの意見を通すのか検討してください。
絶対に怪我はさせたくない!という人は、ショートステイ以外のサービスを検討
怪我を100%回避するのは、特養やショートステイでは、身体拘束でもしない限り、システム上難しいっというか、不可能なんです。
おそらく、100%怪我はしません!っと謳っているショートステイは無いでしょう。
理由は職員数より利用者さんの人数が、少なくとも3倍以上だからです。
10人ショートステイだったとしたら、
- 1人がお風呂
- もう1人が排泄
- もう1人がナースコールで呼ばれた
もう、これだけでも、目が離れてしまう人が出てきてしまうのです。
- 有料老人ホームなどで、職員数が手厚く介護してくれるところがあれば、そこを探す
- 24時間対応の家政婦サービスのようなサービスを使ってみる
といったように、ショートステイでは無く、個別対応でつきっきりのサービスを選択する必要があります。
本人が歩きたいなら歩かせる!という考えならそれを伝える。
という考えなら、職員にそのことをしっかりと伝えてみてください。
それでもダメなショートステイなら、それは、その方と合わないというだけなので別を探しましょう。
ショートステイによってレベルは違う!
まずはケアマネージャーと相談!
頼りにならなければ、
- 地域包括センター
- 介護保険課
などに相談窓口があるので、そこに相談に行ってみましょう!
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まとめ
ショートステイの利用を断られた時の対応の流れは
- まず、まだ断られてないなら、気にする必要なし!
- 断られたら、理由をしっかり聞いて、改善したら再度使えるのか確認。
- 暴れた、物をとってしまった、すぐに転んでしまう 等、それぞれに合った対応を検討していく。
- ショートステイによって、力量は違うから、断られたら、違うところに行けばいいだけ!
ショートステイに断られると、老人ホーム全てから断られた気がしてしまうという人もいると思います。
でも、断られてしまったショートは、介護保険サービスの中のほんの1部のサービスの、その中でも、ほんの一部の事業所です。
Aさん
80代女性