こんなこと考えたことありませんか?
- 介護業界で相談員になりたい!
- なろうかどうか迷っているけど、給料はどうなの?
こんな相談事がよくあります。
直接「私の給料は◯◯円です!」というのはさすがに厳しい。
ってなわけで!!!
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よくわかる!介護施設での生活相談員の仕事 /ナツメ社/田中大悟
ズバリ!!支給合計額は!
約 265,000円!!!
控除等があり...
銀行振込額は
約 220,000円
といったところ!
当然、そう思いますよね。
私の場合、これに宿直をやった分だけ『宿直手当』が支給されます。
1回8000円ほど入るので、これは結構な額です。
その他に支給される手当て
会社にもよりますが、多くの会社が上記の額とは別で、住宅手当が支給されます。
持ち家かどうか、世帯主かどうかで変わってくるので、あえて上記の額からは抜きました。
扶養手当も当然、これとは別に入ってきます。
その他にその人によってプラスされそうなものは...
・資格手当
・役職手当(会社によっては相談員=課長 等、役職をつけているそうです)
・通勤手当(交通手段、距離によって、大きく変わってきます)
やっぱり引っかかる!処遇改善金!
そして、最近になって話題にあがるのが...
『処遇改善金』
これ、原則として、現場の職員(直接介護をしている人)にしかほとんどでないのですが、令和元年10月から、老人ホームを使っているお爺ちゃんお婆ちゃんは『特定処遇改善金』というものを支払うようになっています。(施設によっては適応外ですが) |
この『特定』とつく改善金に関しては、簡単に言うと、「若干なら介護士以外にも支給していいよ〜」というものなのです。
しかしながら、、、現実はやはり、介護士のみに支給しているところが多いようです。
就活中で相談員希望の方などは、面談先の施設に確認してみるのもいいかと思います!
相談員の月給ってまさか?介護士より低い?
あれ?
介護士には『改善金』でるってことは、、、
介護士の方が給料高いの?
そうです!ここ数年で、介護士を確保するために、介護保険の制度が代わり、結果的にそうなってしまったのです!
仕事をしていると、相談員が上司扱いされる場面は多いのですが、給料面を見ると、かなりの差が出てきています。
よくわかる!介護施設での生活相談員の仕事 /ナツメ社/田中大悟
相談員をやるメリットは?
やりがい
やはり、一番はやりがいです!
かっこいいこと言っているようですが、実際にお爺ちゃん達を預けると決意するのは家族です。
その家族と老人ホームの職員の間をつなぐ、橋渡しをするのが相談員です。
本当は家族も介護士に感謝してくれているのですが、施設の代表ということで、相談員に感謝の言葉をかけてくれることが多く、それを介護士に伝えるという役割は、一見、ただのメッセンジャーですが、施設職員としてやりがいをとても感じる瞬間です。
体力的な面(力仕事が減る)
相談員になったからといって、全く介護をしなくなるかというと、職場にもよりますが、そうではありません。
ただ、基本的には相談員は専属で決まった人数を雇っていなくてはいけないので、夜勤等から外されることはほとんどです。
それだけでも、体、特に腰への負担はかなり減ります。
介護保険の制度、お金の流れが見れるようになる。
老人ホームの介護士に
「自分の施設の利用料金は、1ヶ月でいくらくらいかかる?」
「ここのお爺ちゃん達は、いくらくらい自己負担してる?」
こう聞くと、答えられないことがほとんどです。
当然です。
彼らは『介護』の専門家であり、請求や契約の専門家ではないからです。
(でも、知ってた方がいいんだぞ!!!)
それと比べると、相談員は、請求の事務員が別にいるとしても、契約時の料金の説明等をする関係で、嫌でも「誰がいくらくらい負担して、介護保険からいくらくらい老人ホームにお金が入って...」というのが見えてきます。
将来的に、介護だけでは無く、他のサービス等でお爺ちゃん達の手助けをしたい!と考えている方は、必須項目となってくるはずです!
人脈
私が書く最後は『人脈』です。
これは、相談員が人脈を作り安い訳ではありません!
介護士が人脈を作りにくすぎるのです!!!
老人ホームだと、仕事中はほぼ、施設内の職員と、お爺ちゃんお婆ちゃんとしか会話しないから、これも当然ですが。
対して、相談員は
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等と関わりが多く、この他にも、ケアマネージャーが会議を開けば、近隣の同業者達と顔を合わせたり、地域交流の窓口になって、近隣に住んでいる方と関わったり、地域によっては、地域の相談員が集まる交流会なんていうものもあったりします。
『人脈』が必要かどうかは人によって様々だし、逆に面倒くさいと感じる方もいるとは思います。
ですが、私としては、普段から頻繁に関わっていなくても、何かあった時に、以前に顔を合わせたことがあったり、「どこどこの誰々さん知ってます?」のように、会話の導入に会ったことのある人の話題を使えるというのは今後、色々な仕事をして行くうえで、必ず約にたつと考えています。
実際に「レクリエーションや行事が思いつかなくて」と地域の方に話をしたらボランティアにきてくれる人を紹介してもらったこともありました。
相談員の仕事をするために転職を考えている方!
自分で転職先を探すと損をすることが多くあります。
転職は給料交渉の絶好のチャンスです。
転職サイトを利用して、担当者さんに給料交渉を依頼しましょう。
私が選んだ転職サイトのランキング記事があるので、参考にしてみてください。
給料公開!老人ホーム相談員の月給は? 終わりに
ここまでにあげた意外にも、メリットはどんどん出てくると思います。
しかし、介護士との給料差が出ているというのも事実!
相談員を希望しようか、介護士のままでいようか...とお悩みの方!
一番は
将来的にどうしたいのか!です。
介護をした経験、老人ホームでの経験を生かして、高齢化問題に立ち向かいたい!
よくわかる!介護施設での生活相談員の仕事 /ナツメ社/田中大悟
ジャンルは人それぞれでも、大まかな枠組みを知れば、あなたがどんな相談員を目指すかが見えてきます。