今後、どうしていけば良いの・・・?
特養が合わないだけで、別の介護施設なら楽しく働けてる!なんていう人もたくさんいるから、落ち込まないで考えていこうね!
特養での介護を辞めたくなっている理由を自分自身で再確認できる。
特養で働くメリット、デメリットを理解して、続けていくことがプラスかどうか考えられる。
転職すると決めた時、失敗しない転職の方法がわかる
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特養で介護を辞めたくなる理由
特養で介護をしていて「辞めたい」と思うのには当然理由があります。
自分でしっかりとわかっている人は次に進めるのですが、なんで辞めたいのかはっきりしていないと、次にどうするかの選択肢を謝ってしまうことに繋がります。
特養は介護度が重い!慌ただしさが辛くて辞めたくなる
なんと言っても、特養は介護度が重いのが特徴です。
介護度が重いと一言で言っても、
- 身体介護が多い入居者さん
- 認知症による行動の為に目が離せない入居者さん
- 精神症状で、常に不安な状態で話をしていないと安心しない入居者さん
一部の例ですが、このような入居者さんの介護をするのが仕事なので、慌ただしさがあり、その慌ただしさに疲れて嫌になっている場合があります。
身体の限界!特養の身体介護の量はかなり多い
特養は、介護サービスの中ではトップクラスで身体介護が多いので、介護士の身体にかかる負担もかなりのものです。
- 腰痛
- 膝痛
- 首や肩の凝りからくる頭痛
このような悩みを抱えて仕事を続ける自信を無くしている介護士はたくさんいます。
(働き方を変える時は『辞める時に必要なこと』の項目を読んでね!)
毎日同じ仕事の繰り返しで飽きて介護を辞めたくなる
特養の退職理由を聞くと、自分がなんで辞めたいのか、イマイチわかっていない人がいます。
よくよく聞いてみると、介護の仕事に飽きたという内容がすごく多いのです。
特養は、介護度の重さからも、ある程度、職員から入居者さんに、行動を促す声かけをしないといけない場面も多く、結局、タイムスケジュール通りに仕事をこなしていく日が多くなります。
【実体験】特養で介護を辞めたくなった事例
特養で介護をやっていた人が、辞める!と決めたきっかけを紹介していきます。
帰宅願望が強くて鍵を壊された
40代 女性
遅番帯に1人で仕事をしていたら、新規で入所され、夕方から帰宅願望で帰ろうとしていた利用者さんが、リビングの鍵を力尽くで壊し、庭に出て行ってしまうことがありました。
手元にPHSも持っておらず、PHSを取りに行けば、入居者さんがどんどん遠くに歩いて行ってしまう為、とりあえず声かけで対応。
しかし、全く中に入ってもらえず、そのうちに他の入居者さんのナースコール。
仕方なく、押し戻すような形になってしまい、利用者さんからは腕をひっかかれ、そのまま退職を決意してしまったそうです。
夜勤中に数人転倒していた
夜勤中に転倒が立て続けにあり、防ぎきれなかったことで辞めたくなってしまう職員がいます。
この事例に関しては、私が以前に書いた『介護事故が怖くて辞めたい?抱え込ませる環境が悪いかも!!』で紹介しているので、読んでみてください。
利用者さんの不穏状態次第で、帰る時間が遅くなってしまう
30代 男性
入居者さんの帰宅願望や、徘徊で他の入居者さんの居室に入ってしまいトラブルを起こしてしまう。仕事が終わる直前に転倒などの事故がある。
このようなことが、仕事が終わる直前に続けてあり、毎回数時間の残業をしないといけなくなり、特養での介護は辞める!と決意した職員がいました。
早番の日は子供のお迎え等、奥さんと決めていたそうですが、それができないのが理由の1つとのことでした。
特養で介護を続けるメリット
特養で介護を続けるのには、メリットも当然あるので、メリットを知った上で、本当に辞めるのかどうかを考えましょう!
特養は介護量の多い利用者さんとの関わり方が勉強できる!
何度か書いていますが、特養は介護サービスの中で、介護量がトップクラスに多い施設です。
働く大変さで言ったらデメリットかもしれませんが
- 介護技術
- 護度の重い方の対応方法
- 看取り対応の経験
これらの勉強をするには1番環境の整ったサービスです。
今の特養を辞めたくなっても求人がたくさんある
特養の仕事自体ではなく、施設が嫌になった場合、特養はかなりの数の求人があるので、仕事が無くなってしまうことはまずありません。
むしろ、違う施設に転職する場合、給料交渉や働き方の交渉をするチャンスになるので、変な話ですが、ずっと同じ施設で働いている職員より、転職を経験している職員の方が給料が高いことがあります。
転職を考える場合は、転職サイトを活用しないと、給料交渉もうまくできないまま、あまり良い転職ができないことがあります。
転職サイトも良し悪しなので、しっかりと信頼できる場所を選びましょう。
私が書いた、転職サイトのランキングがあるので参考にしてみてください。
集団で働くことのメリットは大きい
集団の中で働くのも、デメリットと感じる人もいますが、実際、色々な部署がある中で働くのは安心感があります。
例えば、お泊まりデイなどでは、食事を介護士が作っている施設もありますが、作るのは大変だし、クレームがくることもあるしで、できればやりたく無い!という話を聞きました。
人数が多いと、1人と上手くいかなくても大丈夫
例えば、介護士と看護士で揉め事があった場合、少人数の職場だと、揉め事のあともずっと同じ介護士と看護士が関わっていなくてはいけないので、辞めたくなる可能性が高くなります。
特養で介護を続けるデメリット
メリットに続けて、特養で働くデメリットを見ていきましょう!
特養での介護に疲れて、介護自体が嫌いになって辞めたくなる人がいる
特養は、身体介護の多さや、認知症で落ち着かなくなってしまうことが多い入居者さんと関わる時間が多く、続けていく自信が無くなり、介護自体が嫌になってしまう人がいます。
これに関しては、特養で働く以上は慣れていくしかありません。
特養の介護量の多さで、身体的に続かなくて辞めることがある
腰痛や、膝痛など、身体的な負傷で続かなくなることが多いのも特養の大きなデメリットです。
一度痛くなり始めると、なかなか完治して今まで通り!という訳にもいかず、痛みと上手く付き合っていくというような指示をお医者さんからされることが多いようです。
特養の介護量の中で働いていても、給料アップが期待できない
特養は他の介護サービスに比べて介護量が多いのが特徴ですが、だからと言って給料が高い訳でもありません。
特養を選ぶかどうかは、給料で決めるというより、介護量が自分の仕事のスタイルに合うかどうかで決めることになるので、給料に関しては、そもそも期待できないと考えていいでしょう。
特養の介護士を辞める時に必要なこと
ここまで読んで「よし、特養の仕事は自分に合ってないから辞めよう!」と考えた人は、ここから書く2つのことを気にしてみてください。
今の特養を辞める時期を考える
時期は関係なく退職した方がいい人と、時期を考えた方がいい人は別れます。
時期は関係なく辞めた方がいい人
- 精神的に辛いくらい上手く行っていない
- 身体の不調がで始めている
簡単に言うと、もう限界ならすぐにでも退職、転職をしてしまいましょう。
特に身体の不調は危険サインです。
危険サインを無視して仕事を頑張っていると、後々、介護どころか、日常生活にも支障が出かねません。
時期を考えた方がいい人
- 別に急いでいない
- ローンを組んでいたり、家庭を持っている
別に急いでいない人や、ローンを組んでいたり、家庭を持っている人は、ボーナスの時期をしっかりと考えてから転職しましょう。
時々、転職のタイミングがいいと、次の職場でも少しボーナスを出してくれることがあるという話をよく聞きます。
介護系の信用できる転職サイトを活用する
転職を決めた時というのは、次の職場と給料交渉をして給料アップを狙うチャンスです。
ただし、膨大な数の転職サイトが存在します。
その中で、信頼できる場所、介護関係に強い転職サイトを選ぶ必要があるので注意してください。
私が選んだ、転職サイトのランキング記事もあるので、転職サイト選びに失敗しそうな人は確認してみてください。
結局、特養の介護を辞めたくなったらどうすればいいのか?(まとめ)
- 自分が辞めたい理由をはっきりさせて自己認識する。辞める必要性がわかる。
- 特養で介護をするメリット、デメリットが、自分にとって結果的にプラスかを考える。
- 上の2点を考えて、マイナスなら転職を視野に入れて行動を始める。
転職サイトは転職サイトがオススメしているものでなく、現役の口コミや評判の良いところを選ぶ!
※私が選んだランキングがあるので、参考にしてみてください。
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