「介護士に資格はいらない」っていう考え方は、実は１００%間違っている訳ではないんだ。
ただし、ちょっと肥大し過ぎた考えだから注意が必要だね！
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介護士の資格は利用者さんウケから見たらいらない事が多い
利用者さんとの関わりという面から資格がいるのか、いらないのかを考えてみましょう。
結論を言ってしまうと、利用者さん目線で考えると、資格は重要ではありません。
理由を解説していきます。
利用者さんウケに資格は全く関係ない！人間性が全て
利用者さんが「この職員さんは頼りになる！」という時に、資格を気にしているのを見た事ってありますか？
あまり思い当たらないですよね？
そのくらい、利用者さんにとって、資格は判断基準に入らないという事です。
利用者さんが「ちょっと、背中に薬塗って！」という時に
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この２択だったら、2の顔なじみの職員を選びますよね。
介護技術は仕事をしていれば身につく
利用者さんウケに資格は関係ないという話はしましたが、では、介護技術はどうでしょうか？
これも、あなたの周りの人を思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、資格を持っているから、必ずしも介護技術が人より優っているとは言いづらいのが介護の仕事です。
介護技術は、資格を取らないと身につかない訳ではありません。
現場に飛び込んで、介護の仕事をするのが、介護技術を取得する１番の近道です。
つまり、利用者さん目線からだけ言えば資格はいらないと言えるかもしれない
利用者さんから見えるのはこんな内容がメインです
- 介護士さんの人間性
- 手際良く介護をしてくれるか
- 安心できるか
そう考えると、利用者さん目線だけで言えば、資格の必要性は感じられません。
ただし、「利用者さん目線だけで言えば」という話で、実際に資格が必要な理由は別の部分にあります。
「資格はいらない」という意見に注意！働きながらでも介護士の資格を取るべき理由
利用者さん目線で考えると、資格は重要ではないという話をしてきましたが、では何故資格を取るように勧めてくる人が多いのか。
それは介護の仕事をしていく上で、あなたを雇う職場も、あなた自身も有利になるからです。
最低限の資格を取る事が条件での就職が多い
「無資格でも働けます！」こう書いてある施設でも、働きながら資格を取得していく方向で考えるように言われる事がほとんどです。
これは、いずれは資格取得者が職員として確保できるから、「無資格でも可」と言っているだけという事です。
転職をする時に困る！「初任者研修」は最低限とっておこう！
初任者研修を取得しているのと、無資格からスタートするのでは、就職、転職の時に選べる幅がかなり違います。
正直に言って、介護施設は自分と合わないと感じて、退職を選択する人はかなりいます。
退職して考える事
- 職場の変更
- サービス自体の変更（特養、ショート、デイなど）
特養なら仕事をしながら資格取得をするという形で雇ってくれる可能性もありますが、訪問介護などは、資格がないと仕事ができません。
（初任者研修の資格についてはこちらの記事を参考にしてみてください。）
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介護の資格がこれ以上いらないなら、介護以外の資格が役立つ！
介護の資格がいらない訳ではない！という話をしてきました。
ここからは、目的とする介護の資格が取れたら、その後に目指すと職場での評価が上がったり、将来の不安が解消されたりする、介護以外の資格についてお話をしていきます。
介護の資格を最低限取ったら、選択肢が別れる！
最低限必要な資格を取った後は、選択肢が大きく分けて、次のように別れます。
最低限の資格取得後の選択肢
- 介護の専門家として介護福祉士を目指す→その後、ケアマネも受験できる。
- 介護以外のジャンルの資格を目指す
- 資格は取らず、そのまま働く
このような選択肢の中から、自分の将来像と照らし合わせて決めていく事になります。
介護以外の資格なんていらない。と考える方もいるとは思いますが、将来、介護の仕事ができなくなってきた時や、周りより役に立ちたい！という視点からは、検討してみた方が絶対にいい内容です！
介護以外の資格を狙うと差別化ができて個性が出る
私はいつも、介護関係の資格を自分の目標値まで取得したら、介護以外の資格の取得を勧めています。
介護以外の資格取得には、大きなメリットがあります。
介護以外の資格を取ることで期待できるメリット
介護以外に専門分野を持てる
職場でその分野が必要な際は、仕事になりやすい
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自分と合わない勉強だからやめる
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この記事の要点
利用者さん目線で言ったら、介護系の資格が絶対に必要という訳ではない。
転職などの為にも、資格は取っておくに越したことはない
介護以外の資格で差別化を図ると仕事に余裕が出る。転職の際の給料交渉にも便利。
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