ケアマネとしてこんな事を考えたことはありませんか?
- ケアマネとして、上手く事業所とやりとりして、トラブルなく仕事したい。
- 利用者さんやその家族がピンチの時に、助けてくれる関係を施設と作りたい。
- そんなことを思ったことはありませんか?
この記事ではこんなことをお伝えします。
ケアマネで横柄すぎる!という人は本当にいます!
この記事を読んで、そのようなケアマネだと、施設側にもデメリットが大きすぎるという事だけ知っておきましょう。
この記事の内容は、ケアマネは施設側に下手にでなさい!という内容ではありません!
こんなクレーマーもいますよ!という内容です。
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実際に経験した「何様?」と思うケアマネ
私が実際に関わったことのあるケアマネで
と驚いたケアマネがいます。
この記事での「やりすぎケアマネ」というのは、このレベルを指して話しています!
折り返しの電話が思う時間に来なくて激怒
私が送迎に出かけていた時、今まで関わったことのないケアマネから電話がきたようで、電話に出た職員が
「相談員は不在ですので、折り返しでもよろしいですか?」
と言い、その場の電話は終わったようです。
20分ほど経って、私が施設へ戻り、送迎後だった事もあり、手を洗っていたら、事務員が私に
「さっきも電話きたんですが、〇〇居宅のケアマネさんが、折り返しもらうことになってた!ってもう電話してきて・・・」
そう言いにきたので、私が事務所へ戻り、電話にでると
と怒鳴り始めました。
私も、何か勘違いしてるのかな?と思い、普通にそう答えると
もう、度肝を抜かれたので
と言って電話を終わらせたことがありました。
担当者会議の時間が合わなくて激怒
今まで関わった事のないケアマネから、ショートステイに新規の依頼がきました。
私の勤務時間は18時までなのですが、正直、都合がつけば、融通は効かせて対応するようにしています。
しかし、急な事もあり都合がつかなかったので
と答えたところ。
そんなの自分でなんとかしなさいよ!
あなたの家の都合なんて、私たちに関係ないじゃない」
と言われたことがありました!
と再度確認し
と断ってしまいました。
(ちなみに、利用希望日はまだ2〜3週間ほど先の話でした。)
緊急の受け入れで激怒
ある時、私が19時ごろに、仕事から帰ろうとしていると、新規の家族から一本の電話がかかってきました。
こう答え、その後、家族が送ってきてくれて、緊急で利用開始となりました。
翌日、担当ケアマネへ、事情説明の為、電話をすると
と言い始めたので、さすがにこれはおかしい!と思い
こう言うと、おそらく管理者と思われる女性が数分後に折り返しの電話をくれて、平謝り。
一応、ことは収まりました。
何様?と思うと一緒の仕事を避ける!
やりすぎケアマネは、相談員にもデメリットでしかない!
あのケアマネ、何様なの?とあまり思われてしまうと、その後の仕事に影響しかねません。
良いことではないのですが、ケアマネから受入を依頼しても、断られてしまうことがあり、利用者さんが迷惑を被ることもあるんです!
やりすぎケアマネと関わる時の相談員のデメリット
相談員としては、ケアマネがあまりにも「何様?」という態度の場合、一緒に仕事をするデメリットがあるんです。
意見が通り難い
施設側から意見を言わなくていはいけない場面も当然あるのですが
そうなると、利用者サイドと施設サイドの関係構築がしにくくなるんです。
どうしても、ケアマネはこの両者の間の立場に入る関係になるので、施設側は、かなり厳しい状況に追い込まれてしまいます。
家族に謎の知識を吹き込む
私が実際に経験したのは
独歩で歩く利用者さんが、居室内で転倒し、骨折してしまった際のこと
元々、家族は
と言って、トラブルにはならずに済んでいたのですが・・・
ケアマネが利用者さん宅へ連絡して
と言ったらしく、翌日、家族か治療費の請求がありました。
保険会社を挟み、書類のやりとりを繰り返していく中で
と言う話が家族からあり、度肝を抜かれたことがありました。
確かに、転倒は施設側の責任もあるとは思いますが、このような対応をするケアマネとだと、施設側にはデメリットが大きすぎます。
その後の依頼は受け難いというのが実際のところでした。
施設相談員間にもネットワークがある地域が多い。
特養やショートの相談員の集まりがある地域は多くあります。
この場で、雑談の時間があると、共通で知っているケアマネの話がよく出るのです。
この話題で話している時に、理不尽な「何様ケアマネ」の話が出ることがあります!
つまり、あまり「何様ケアマネ」だと、悪評が地域に広がる可能性もあります。
困難事例は、仲のいいケアマネだと頑張ることがある!
「あのケアマネ何様?」っというようなケアマネが
「ちょっと大変な人がいるんだけど、ショートステイで受けてください」
っと言ってきた時、仲の良いケアマネが同じタイミングで大変な利用者さんの依頼をしてきた場合・・・
正直に言って、当然、仲の良いケアマネの方の依頼を受けてしまうことがあります。
『何様ケアマネ』の方だと、色々とトラブル等のリスクが高まってしまうので、施設側からしたら、当然といえば当然です。
施設側から見た、本当のお客さんは利用者と家族!
当たり前の見出しですが、施設側がお客さんと呼ぶのは『利用者さん』です。
『何様ケアマネ』は、そこを勘違いしていることが多い
私が過去に、もろに言われたことがあったのが
おそらく、ここを勘違いした結果に生み出されてしまったのが『何様ケアマネ』です!
上手いケアマネは、両方の立場をとる
見出しの通り、やり手のケアマネは家族サイド、施設サイド両方の立場をとります。
ケアマネだけ大変じゃん!!
こう思うのも当然ですが、この、両者の立場をとることは、施設側がケアマネを助けてくれるようになりやすいので、結果的に利用者さんが助かります。
よくあるのが このように、やり手のケアマネだと、施設側のことも考えてくれるという安心感から、困難事例も受け入れやすいのも事実です。
ケアマネは転職しても、遠くへいけない場合が多い
『何様ケアマネ』はその居宅事業所でうまく立ち回れなくなって、転職しても、結局、同じ地域で仕事をすることが多いので、なかなか状況が改善しません!
車で遠くまで通える人は違う地域で再度やり直せば、しばらくは上手くやれるかもしれません。
そうなると『やりすぎケアマネ』は、地域のサービス事業所に悪い意味で強く印象づいているので、どこの事業所へ行っても結果は一緒です。
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「あのケアマネ、何様?」と思われたらマズい理由の まとめ
「あのケアマネ、何様?」はマズい! のまとめ
ここまでやるケアマネは、私も10年以上相談員をやってきて、3〜4人しか見たことがありません。
ただ、こういう人がいると、困るのはこんなケアマネを担当につけられた家族ですよね?