今回は、よく質問される『特養の料金』についてのお話です!
特養の料金って、調べてもわかりづらくないですか?
料金表があっても、これ以外にも請求される物があるんじゃないの?そんなことを考える人もいますよね!
結論から言うと、特養の料金は人によっても、その月によっても変わるので、大まかに見るしかありません!
- 個室特養の大まかな料金を知りたい
- 特養の料金の説明を聞いたけど、もう少し詳しく知りたい
- 特養からもらった料金表だとわかりづらい
- 個室特養の大まかな料金がわかって、施設選びがしやすくなる
- フローチャートで料金が見れるから、どの書類で料金が決まったてるのかわかって安心。
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特別養護老人ホーム(個室)の料金はどのくらいなのか
特養の料金は一言で「月額〇〇円です!」とは言えないのです。
まずはその理由を解説します。
なぜ特養の料金はわかりづらいのか
特別養護老人ホーム、つまり特養を探してる方!料金見ても、いまいちなんだかわからないっていう方、多くないですか?
特養には種類が色々とある
特養の料金!と言っても色々とあるのです!
個室、多床室で料金が違ったり、地域によっても違ってきますし、その人の収入(年金やその他の収入も含む)や、預貯金まで特養の料金に関係してきます!
料金表がわかりづらいのは、細かく説明するルールがあるから
さらに、特養というのは管轄する県や市から「〜を〜しなさい」という指示が多くあり、その中に「料金表などでちゃんと料金を説明してますか?」というようなチェックをされます。
これのせいで、なんとなくの料金を知りたい人まで混乱するほど、細か〜い料金表が出来上がってしまうのです!
だいたいの料金を知るために必要なもの
「だいたいの額でいいから教えてよ!」という電話がよくかかってきますが、実は書類も何も無い状況では、幅が広すぎて答えられない質問なんです!
一番安いカテゴリーに位置する人が6万円くらいだとすると、一番高いカテゴリーに位置する人は23万くらい!
ここまで差がある中で、『だいたいの額』というのを答えるのは不可能でしょう。
そこで『だいたいの額』を知るために必要な最低限の書類は次の3つです。
料金を決める3つの書類
- 介護保険負担割合証
- 介護保険負担限度額認定証
- 介護保険証
介護保険負担割合証
1つ目の介護保険負担割合証は、介護保険であなたが何割負担をしなければいけないのかが記載されている書類です。
毎年自宅に送られてきます(7月前後のはず)
介護保険負担限度額認定証
2つ目の負担限度額というのは、役所に申請をして審査をしてもらいます。その結果、条件に当てはまらなかった場合は発行されません。
区役所や市役所の『介護保険課』へ電話して
と言えば、そのまま必要書類等を教えてくれるので、まずは電話をしてみましょう。
介護保険証
3つ目の介護保険証は、介護度を確認するために用意するのですが、実は介護度が1上がるたびに変わる額は、1割負担の人で1月2000円ほどです。(3割負担はもっと上がります)
ですので、今回の記事で用意した料金チャートには、介護度はあえて入れていません。
(だいたいの料金というのがテーマなので)
特養の合計額には何が含まれているのか
料金表に細かく金額が並んでいると、「どこを見ればいいかわからない!」
そうかといって、おおよその合計額だけ出ていても「この中に何が含まれてるの?」と少し疑問に思うのではないでしょうか?
これも施設の料金表によって、内容は変わってきますが、だいたいは次のような内容が含まれた額が記載されています。
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この他に、『加算項目』というものが料金表には入っているかと思います。
これは、各施設ごと、対象の入居者さんごとに、条件を満たしたら取っていいですよ!という料金です。
加算項目の例
- 夜勤職員配置加算:決められた人数以上の夜勤職員がいるかどうか
- 看護体制加算:決められた人数以上の看護師がいるかどうか
- 初期加算:入所してから30日間という条件に当てはまる入居者さんに請求できる金額
このような加算が料金に含まれます。
この加算は合計額とは別に書かれているケースが多いので、料金表を取り寄せた際には注意して確認してみてください。
料金確認フローチャート
私が作った料金確認のフローチャートを載せてみました。
何度も言いますが「だいたいの額!」を確認するというものですので注意してください!
老人ホームに支払う総額は、表の黄色い中の金額+医療費や床屋さん代などの老人ホームが建て替えた料金です。
この +(プラス) でかかりそうな料金はまた次の項目で解説しています。
ちなみに、おむつ代は、基本的に料金に含まれています。
個室特養の料金を大まかに見るフローチャート
プラスでかかりそうな料金とは
フローチャートの黄色い部分と別にかかりそうな料金は下記のようなものがあります。
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このような料金が人によってプラスでかかりやすいです。
【フローチャートでわかる!】個室特養の料金 まとめ
今回は「個室(ユニット型)の特別養護老人ホーム」の相場について書いてみました。
思ったより高い!と感じた方も、安い!と感じた方もいると思います。
もし「高い!」と感じた方は、個室ではなく「多床室」という4人部屋がある特養を探すことをお勧めします。
(ただし、個室より待機者が多い可能性が高いです)
老人ホーム探しで気になることがあればぜひコメント欄などでメッセージをください!
特養の順番を待っていられないなら他の施設も検討!
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