どーも!お団子団長です!
特養に相談に行った時や、申込書を書く時に
こんな事を考えている方いませんか?
私は老人ホームで相談員を10年やっていますが、
この記事ではそんな直接きかれても中々お答えできないような疑問を、『申込書や入所相談を有利に勧める方法』についてお伝えして解決していきます!
※特養は、緊急性のある人を優先的に入所させられるようになっています。
根底のルールですので、どうしようもない部分も当然あります。
それを踏まえたうえで少しでも漏れが無いような申し込みをしていきましょう。
入所相談に行った際に伝えるべき事
大変なことは全て伝えることが大切
介護が必要になった事で、家族がどれだけ苦しんでいるかは、同じ量の介護をしていても、その家族によって全く変わってきます。
介護にとられる時間などは細かい事でも、とにかく伝えましょう。
独居生活、独居状態であれば、これも必ず伝える!
ほとんどの場合、特養の担当者に聞かれますが、時々、独居なのに「毎日、お母さんの所に顔出してるから独居って訳でも無いか」等と、独居であることをあやふやにしてしまう家族がいます。
独居で介護が必要になるというのは、緊急事態ですので、しっかり伝えましょう。
※ここで入りやすくなるケースが結構多いです!
呼ばれたらすぐに入る意思表示
上の一覧に書きましたが
「呼ばれれば、すぐにでも入所させたい」
こんな思いがあるのであれば、それを特養の担当者にそのまま言っておきましょう!
特養というのは学校や市役所などの公務員とは違います。
言ってしまえば商売です。
ですので、『空きが出た時に、すぐ呼べる人は待機者に入れておきたい!』
そう考える特養は沢山あります。
いつでも呼んでください!という姿勢をアピールしていきましょう。
特養の申込書記入時に書くべき事
口頭で伝えるだけじゃなく、書類にも書く!
先ほど書いた、入所相談に行った際に伝える事と重複しますが、伝えただけではダメという事です!
特養では担当者(主に相談員)が中心になって、判定会議という会議を行い、その施設で受けられるかどうか、待機順位がどのくらいになるか等を申し込みを受けた後に行っていきます。
その会議や順位決めは、申し込み時の資料等を元に行っていく施設が多いのです。
申し込み用紙はしっかり書いていく事が大切です!
家族の状況もしっかり書く!
申し込み用紙に介護者の体調を書く欄がある特養もあります。
ちょっとした事でも必ず記入しておきましょう。
※空欄だと、そこで点数がつきません!
隠し事はやめた方がいい!
本人の既往歴(病歴)を書く欄がありますが、そこで思い病気は隠して記入しようとする人がまれにいますが、絶対に全部かいておきましょう!
仮にそこではばれなくても、ほとんどの施設の契約書に、故意に病気等を隠していると、契約を特養側から破棄できるという内容が入っています。
仮に入所してからわかって、そんな理由で退所にされたりすると、他の施設を探しにくくなりかねません。
ここはしっかり正直に書いておきましょう。
申し込みをした後!待機中にも入りやすくする為に気をつける事
介護をしている家庭の状況が変わったら報告しておく!
申し込んで待機している間に、家族の体調が悪くなってきたり、仕事が忙しくて介護が厳しくなってきたりしたら、その都度状況を伝えて、順位を確認してみてください!
入所したい意思表示にもなり、施設側としても空いた時に呼びやすくなります。
※あんまりしつこいと嫌がられます!!
第1希望の特養があるなら「第1希望なんです!」と伝える!
第1希望の特養があるのであれば、他の施設から順番が近くなって来た連絡等が来た時には、正直に第1希望の特養へ連絡して
「他から順番が近いという連絡がきたんだけど、本当はそちらに入りたいんです。まだ無理そうですか?」
と聞いてみましょう!
これも、入所の意思表示にもなります。
待機者が少ない特養だと、点数等を見直して、ある程度は融通が聞く場合もあります。
まとめ
- 特養の入所担当者とあったら、とにかく包み隠さず話す!
- 独居の場合は特にアピール!
- 申し込み用紙にも、担当者に話した事を全部書く!
(申し込み用紙を元に入所判定会議という会議で使う書類を作成する場合が多いため) - 申し込み用紙は空欄を極力つくらない!
(点数何かあると点数がつきやすい為。) - 申し込み後も、呼ばれたらいつでも入りたいという意思表示をすると、融通が聞きやすくなる事も!
最後になりますが、特養入所は後々の為にも、担当者や施設との相性も大事にした方がいいです!
しかし、緊急でとにかく入りたい!という人もいるでしょう。
緊急で入所したい方も、相性のいい施設を探したい方も、どちらも特養に入りやすくするには、積極的に動く事が大切です。
申し込みは簡単そうに見えて、結構手間がかかります。
この記事で申し込み時のポイントと雰囲気を少しでもつかんで、特養探しに少しでも役立てて貰えれば幸いです。
読んでいただきありがとうございます!
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