今回は、バレンタインにも、そうでない時でも気になる『チョコレートの認知症予防効果』についてです!
同時に高齢者が食べやすい「老人向け!チョコレートムース」のレシピ動画も何個か選んで載せてあるので。ぜひ老人ホームやご自宅で作ってみてください!
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バレンタインはチョコレートで認知症予防!『カカオポリフェノール』の効果!
良い面ばかり並べることにはなるが、チョコレートに含まれているカカオポリフェノールには、様々な健康効果があると発表されています。
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こんなにいいことだらけというのも疑わしいとは思いますが、実際に数社から発表されている内容なのです。
バレンタインはBDNFで認知症予防!チョコレートのBDNFとは!
BDNFとは、簡単に言うと『脳に必要な栄養』の事です。
記憶や学習などとの関連性が報告されているとのことですが、私たち高齢福祉関係者が最も注目したいのは『アルツハイマー型認知症予防の可能性』が報告されているという点です!
脳の中で記憶に強く関係する『海馬』という部分があります。
当然この海馬が萎縮したり、なんらかの原因で損傷すると、記憶に障害がでることがあるのです。
その『海馬』にBDNFは多く存在しています。
そしてBDNFは脳細胞の増幅に必要と言われています。
これらの報告だけを見ても、脳の特に記憶を守るという観点からBDNFは認知症予防に効果的なように思えますね!
また、BDNFは65歳から減少するとも言われている為、もし本当にカカオポリフェノールを摂取することでBDNFが増やせるので有れば、チョコレートは認知症予防の特効薬になるでしょう。
(しかし、まだどこを調べても、「可能性」までで、そこまでの正確な発表は出ていませんでした。)
(余談)この他に認知症予防効果の可能性がある食品
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これらの食べ物、飲み物は認知症予防効果があると言われています。
バレンタインに認知症予防!とはいえ、そんなにチョコレートを食べていいのか?
結論:食べ過ぎていいものなど、ほぼありません!
全て、バランス良く摂取する必要があります。
今回のテーマの、チョコレートによる認知症予防は、チョコレート自体ではなく、カカオポリフェノールのもたらす影響です。
チョコレートには当然、多量の糖分、脂肪分が含まれています。
肥満や糖尿病の原因にもなりかねません。
しかも、糖尿病はアルツハイマー型認知症を早めるとの記事も目にしました。
なので、摂取は適度にしましょう。
ちなみにチョコレートで有名な『明治』さんのホームページでは、カカオポリフェノールは、1日にたくさん摂取しても排出されてしまうので、毎日少しずつ摂取するよう記載されていました。
【企画】老人ホーム向けチョコレートレシピ!
『チョコレートムース』
高齢者施設で、チョコレートを使ったお菓子作りと言えば、『チョコレートムース!』
理由は、噛むのが苦手な方でも食べられるし、普段、食べ物関係の行事に参加できない、ムース食を食べている利用者さんも一緒に参加してもらえるからです!
色々な動画を見て、実際に私も作ってレシピを一度は用意したのですが、どう見てもYouTubeにアップしている方々の方が分かりやすい!
ってことで、私が見て、わかりやすくて、作れそうと感じた動画を貼り付けさせていただきました。
(ちなみに、私としては、1番上の動画がオススメですが、老人ホームで簡単に作れるのは3つ目の動画です!見てみてください)
How to make chocolate mousse cake【simple recipe】なめらかチョコレートムースケーキ【簡単♪ゼラチンで作る天使の食感】バレンタイン
天使のチョコレートムース【黄金比率でお店の口溶け】How to make Chocolate mousse of angel|Coris cooking
雪のような口どけ? 材料2つ チョコレートムース
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バレンタインで認知症予防 終わりに
もうすぐバレンタインでワクワク!っていう時期に、この記事を見てくださっている皆さんは、相当、仕事熱心な方でしょう!
チョコレートに含まれるBDNFの効果は、まだ「可能性」としてしか報告されていませんが、認知症を予防する可能性があるのなら、試して見る価値はありますし、なにより、バレンタインの時期に自宅や老人ホームでお爺ちゃん、お婆ちゃんとチョコレートのお菓子を作るという作業が、何よりの認知症予防につながることでしょう。