令和7年7月から、新しく福祉用具の「全国平均貸与価格」と「貸与価格の上限」が適用されます。
これにより、福祉用具の貸与価格の透明性が確保され、適正価格での貸与が期待されます。
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令和7年1月24日の介護保険最新情報(Vol.1349)をイラスト付きで見やすく解説
福祉用具の全国平均貸与価格と上限価格の公表について
Dr.マカロン
「福祉用具の全国平均貸与価格と上限価格」って何?
こう思う人もいるかもしれませんが、簡単に言うと、「この福祉用具は全国的にこれくらいの値段で貸し出されていますよ」という基準を示したものです。これにより、貸与価格が極端に高くならないように調整されています。
どんなことが変わるの?
- 令和7年7月から、新商品に対して全国平均貸与価格と貸与価格の上限が適用される。
- 価格情報は厚生労働省のホームページや公益財団法人テクノエイド協会のホームページで確認できる。
なぜ必要なの?
事業者ごとに貸与価格の設定がバラバラだと、利用者が不公平になることを防ぐため。また、価格が不当に高くなることを防ぎ、適正な価格での貸与を推進するために設定されています。
どこで確認できる?
厚生労働省やテクノエイド協会の公式サイトで公表されています。
まとめ
- 新商品の福祉用具について、全国平均貸与価格と貸与価格の上限が令和7年7月から適用。
- 介護事業者はこの情報を把握し、利用者に適正価格で提供する必要がある。
- 最新の価格情報は厚生労働省やテクノエイド協会のサイトで確認できる。
介護現場でのポイント
- ✔ 福祉用具貸与事業者は、新しい価格基準を確認し、利用者に説明できるようにする。
- ✔ ケアマネージャーは、利用者が適正な価格で福祉用具を利用できるようサポート。
- ✔ 利用者や家族に対して、貸与価格の上限があることを伝え、不当な価格で契約しないよう注意を促す。
今後も最新の情報をしっかりチェックして、適正な福祉用具貸与の実現に役立てていきましょう!
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